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アイデアソンのやり方の解説&アイデアソンのイベントに参加してきました。

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知り合いの会社の社長さんが、アイデアソンのイベントを開催されていたので参加してきました。アイデアソンとはアイデアとマラソンをくっつけた造語で、一つのテーマに対して、様々な分野の人が集まってアイデアを出し続けるイベントのことです。

 

私自身はアイデアソンに参加するのは初めてだったのですが、そのやり方がブレストの方法の一つとして非常に優れていると感じました。

 

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簡単にやり方を記載しますので、会社のブレストのときにでも利用していただければと思います。

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アイデアソンのやり方

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A4用紙に上のようなマス目を作ります。

今回は9マスでしたが、スペースががら空きでしたので、実際は12マスくらいがいいでしょう。

 

  • 参加者は4名から6名くらい
  • あるテーマについてアイデアをマス目に書いていく
  • 一つのマス目に一つのアイデア
  • 時間は1分間
  • 1分間が終わったら、隣の人に紙を渡す
  • 人数分の時間が終わったら1ラウンドが終了
  • 一つのテーマに対して2-3ラウンドくらい
  • 紙は必要に応じて複数枚用意しておく

たとえば参加者が4名だった場合は、使用する時間は4分になります。1分間だとだいたい2個から4個くらいアイデアが書くことができます。そして書き終わったら(1分が経過したら)、左隣の人に書いた紙を渡し、自分は右隣の人の紙を受け取り、またアイデアを書いて行くのです。

 

実際は進行役の人を立てて、1分間をタイマーで測って、1分間が経過したら声をかけて紙を回すようにするといいでしょう。

 

4分を1ラウンドとし、休憩を挟んで2-3ラウンドくらいするといいでしょう。全てのラウンドが終わったら、出たアイデアをリストにして全員で共有します。

 

アイデアソンの優れているところ

アイデアソンの優れているところは、参加している人の意見に上乗せできる点です。アイデアというのは自分一人だけで考えていても、発想力や構想力に限界があります。

 

今回、私が参加したのはアプリビジネスについてのアイデアソンだったのですが、

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というアイデアをマス目に書いている人がいて、そのアイデアをみて、

 

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というアイデアが追記されていました。自分のアイデアが尽きたと思っても、回ってきた紙のアイデアを見ると、それに上乗せする形でアイデアが思い浮かんだりします。

 

自分だけでは発想には限界がありますが、他の人の意見を参考にできるので、「あ、こんな手があったか」と感心しながら、アイデアを追加していくことができるのです。他の人のアイデアに触発される、という感じですね。

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まとめ ー 職場のブレストの方法としても優れている

職種にもよると思いますが、ブレストをしてあまりアイデアが出ないときに、このマス目を使ったアイデアソンのやり方を試してみてはいかがでしょうか。

 

会社でのブレストで、意見が出なくなって上司の方が「もっと意見はないのか!」と怒鳴るよりも、はるかに効果的なのは間違いないでしょう。

 

会社のブレストって上司が参加していたりするので「ブレストだから自由に意見を言ってもいい」と言われていても、なかなか意見が出しづらかったりします。今回のようなマス目に書いて回す方式だと、発言が苦手な人でも意見が出しやすいと思います。

 

ゲームアプリのイベントの企画にも良さそうですし、他業種の方なら、新製品のアイデアとか、職場の改善とかにも使えそうです。