誰も見ていない時間

ゲーム、読書、マンガ、ライフハックなどの雑記

ゲーム会社への就職

ゲーム会社の採用面接で言ってはいけない3つのNGワード

私はゲーム開発会社の採用担当をしていました。何十人、いや、何百人という方と面接の席で話をしました。 その採用面接で、 このセリフを言う人は採用しない こういう考え方の人は見送りにする という一種の基準を持っています。 もちろん採用においては経歴…

学生のポートフォリオを見た、ゲーム業界の人の意見を職種別にまとめてみた

先日、あるゲーム業界の交流会に参加しました。学生も参加OKの交流会だったので、何名かの学生が、自分のポートフォリオを持ってきていました。就職のために自分の作品を業界の人に見せて回っていたのです。 まずはその勇気に拍手を贈りたいと思います。自分…

使えるソフトを重要視する会社としない会社のどちらを選択すべきか

以前に専門学校の生徒さんからいただいた質問を記事にしてみます。その質問とは、使えるソフトを重要視する会社としない会社のどちらを選択したほうがよいか、というものでした。 この質問を受けたときに、良い着眼点だな、と思いました。 というのも、 どの…

ゲーム会社のキャラクターデザイナーを目指すなら覚悟が必要

2D系のデザイナーの採用面接をしていると「キャラクターデザイナーになりたい」といわれる方が多くおられます。 その気持ちは分かります。私は落書き程度にしか絵を描かない人ですが、それでも一番描いていて楽しいのがキャラクターです。それも人の顔を描く…

売り手市場は本当か。日本人候補者と外国人候補者のスキルの差に愕然

小さなゲーム開発会社で採用担当をしています。守秘義務があるので、いつものように詳細は曖昧にして記載することをご容赦いただければと思います。 二人のプランナー候補者を面談しました。一人は外国出身の方で、年齢は20代半ばでした。もう一人は日本の方…

派遣社員が飛んだ話と派遣社員を採用する経緯を説明

私は派遣社員からゲーム業界のキャリアをスタートしました。それもあって、ゲーム業界に入りたい人に派遣社員からの入社を薦めています。派遣社員はゲーム業界に入る最初の一歩として最適だと今でも考えています。 ゲーム業界に入る方法をゲーム会社の人間が…

新卒しか採用しない、と言い切ったゲーム開発会社の社長さんの考え方

先日、あるゲーム開発会社の社長と打ち合わせをしていました。その会社の社員数は一桁で、創業してまだ数年の会社です。 社長さん自身は15年以上の業界経験があるのですが、個人として活動し始めて7年、法人成りして3年とのことでした。 一人で事業を始めら…

Googleが求人情報検索に参入。Google for Jobsが日本でも。

会社で人事や採用に携わっている方であれば、Googleが求人情報検索に乗り出していることはご存知かもしれません。その名称はGoogle for Jobsです。 海外では先行して公開されていたのですが、この度、ついに日本でもサービスが開始されました。 グーグル、求…

学生がゲーム会社に就職するためにはインターンシップを利用しよう

ゲーム業界への就職で一番多い質問が、未経験者でもゲーム業界に就職できますか?、というものです。 そして答えるのが難しい質問でもあります。 というのも、現在ゲーム業界でバリバリ働いている人でも、めちゃくちゃ有名人でも、誰もが最初は必ず未経験者…

プランナーの仕事の内容を解説。仕事の範囲は幅広い

プランナーの仕事の内容を解説します。私自身はデザイナーなのですが、ゲーム業界で長く働いていることもあり、プランナーの仕事は概ね把握しています。 プランナーの仕事内容を解説する理由は、プランナー志望者がプランナーの仕事内容をあまり把握していな…

アルバイトをするな。職場は変えても職業は変えるな。

採用担当をしていることもあって、応募者の履歴書や職務経歴書を毎日のようにみています。そしてその度にため息をつくことがあります。それは大学や専門学校を出たあとに正社員にならずアルバイトをしている人が居ることです。 もちろん家庭の事情とかやむを…

中小企業が大手に採用で勝つための3つの方法

私は中小企業でCGデザイナー兼雑用兼営業兼採用担当をしています。ほぼ毎日応募者の履歴書や作品に目を通し、面接もしています。 それもあって、このブログでもゲーム会社に就職したいという方に向けての記事をいくつか書いています。 ゲーム業界に入る方法…

ゲーム会社への転職に人材エージェントを使ったほうが良いのかどうか

ゲーム会社へ転職するのに、人材エージェントを使うかどうか悩む人は多いと思います。採用担当者としての結論を先に書くと、経験者は利用したほうが良い、となります。 個人で転職に成功した人が、人材エージェントを使わず自分で転職に成功した、とブログに…

某国立大学卒業生が応募にきたが、不採用になったことをだらだらと書いてみる

私が勤務している会社は中小企業ということもあり、四年生大学卒がほとんどいません。高卒、専門学校卒そして美大卒ばかりです。そんな規模の会社なのですが、なぜかゲーム開発をしたいと某有名国立大学を卒業された方が応募に来られました。 履歴書を見ただ…

アニメーターの収入と待遇はもっと改善できないものなのか

タイトルに「アニメーター」と書きましたが、最初にゲームクリエイターのニュースをご紹介します。 高いやりがいの反面で報酬は不満?ゲームクリエイターたちの声 - ライブドアニュース まあ、そーだよなー。 と思いつつも、これでも昔よりは良くなったんだ…

サウンドデザイナーを目指す方はメーカーか大手開発会社かサウンド専門会社へ

私は小さなゲーム開発会社の採用担当兼営業兼プロジェクト管理兼CGデザイナー兼雑用担当管理職をしています。 採用担当をしていることもあって、会社にかかってくる採用関連の連絡は、全て私一人で対応しています。数日前のことですが、こんな問い合わせがあ…

ゲーム業界への就職に関して受けた質問とその回答のまとめ

ゲーム会社の採用担当者として、今まで数々のゲーム業界への就職希望者からの質問に答えてきました。 問い合わせメール 就職面接 合同企業説明会 事前相談 質問内容は様々です。何度も同じ質問を受けることもありますし、一度だけでしたが、印象的で忘れられ…

ゲーム業界の未経験者は未経験者可の案件を探していても意味がない。

人材会社からは毎日のように営業の電話がかかってくるのですが、応募者本人から電話がかかってくることはあまりありません。 先日、珍しく応募者から直接電話がかかってきました。問い合わせ内容は、未経験者を採用しているかどうか?、というものでした。 …

ゲーム会社に入社する最初の手段として、派遣社員やアルバイトを薦める理由

私は中途採用でゲーム会社に就職しました。その後、何度か会社を変わり、今は小規模なゲーム開発会社の採用担当をしています。その関係から、このブログではゲーム会社への就職に関することを何度か記載しています。 つい先日も採用試験の問題について解説し…

採用担当者が教える「答えのない質問」に対する正しい解答の仕方

私は中小企業で採用担当をしています。そのため採用面談の質問も、どういう質問が有効なのか色々と勉強してきました。応募者も採用面談での対応には気を使うと思いますが、採用担当者にとってもそれは同じです。 何しろ短時間で、 応募者がどういう人なのか …

ゲーム会社に持ち込むポートフォリオの作成で注意すべきこと7選

初期の頃に書いたのですが、ずっと読まれている記事があります。 ゲーム業界に入る方法をゲーム会社の人間が解説します。 アクセスがあることに感謝しつつ、既に4回くらいリライトしています。その度に文章が増えて、4,000文字を超える記事になりました。今…

ゲームのデバッガーからゲーム会社の正社員になる可能性は?

今日はちょっと機会があって、ゲーム開発者の育成コースがある専門学校を訪問していました。 そのときに、ゲーム業界志望の学生の方から 「デバッガーからゲーム会社の正社員になれるのか」 という質問をいただきました。 結論を先に書くと、 デバッガーから…

ゲーム業界に入る方法をゲーム会社の人間が解説します。

専門学校を訪問したりすると、ゲーム業界に入りたい、という学生が多くいます。でも、誰もがゲーム業界に入れる訳ではありません。 専門学校の先生と話していると、ゲーム業界に入れなかったために、まったく違う業種に就職する学生も多いようです。映像制作…

ゲーム会社への転職・就職にはゲームを遊ぶ人でないと難しい?

私はゲーム開発会社で採用を担当しています。ゲーム業界へ就職する方法は別記事に詳しく解説しているので、ここでは二つの問題について解説します。 二つの問題とは、 就職試験を受ける会社のゲームを遊んでおく必要があるのか? ゲームをほとんどプレイしな…

ゲーム会社で働くデザイナーの8つの職種と、その仕事内容を詳しく解説

私の職種はデザイナーです。パンフレットやポスターなどの紙のデザインを手がけたあとゲーム業界に入り、かれこれ20年近くにゲーム業界でお世話になっています。 一口にゲーム会社のデザイナーといっても、職種は様々です。どの職種があるかは会社の文化や規…