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ダンジョン飯 6巻 前巻までの謎は解決されたのか。ファリンのその後は?

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冒頭からこういうことを書くのもどうかと思いますが、ファリンはやっぱりまともに蘇生されてはいなかったようです。

 

ダンジョン飯6巻でファリンは半人半獣の姿で登場します。5巻の冒頭で狂乱の魔術師に身体を作り変えられるシーンがあったので、そうなるかとは思っていたのですが・・・。4巻での人間の姿のアットホームな雰囲気が少し懐かしいですね。

 

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表紙はかつての仲間のシュローとナマリです。侍のシュローが日本刀を持っているのは当然ですが、ナマリが持っているのは麺棒のように見えます。ナマリは6巻ではほとんど登場しないのですが、麺棒をもっているのは何か意味があるのかな・・・?

 

ダンジョン飯6巻で解決した謎

5巻までの謎というか伏線は、6巻でいくつか解決しています。ファリンのその後とカブルーチームの二人ですね。5巻の考察は下記を参考にしていただければ幸いです。

 

 

ファリンのその後

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モンスターに変貌した妹のファリンを見て、ライオスは「かっこいい」とつぶやきます。その感性はどうなんだ、と突っ込みたくなるのですが、それは本筋と関係ないのでスルーしておきましょう。

 

はっきりとしたのはファリンがモンスターに姿を変えられ、狂乱の魔術師の支配下にあることです。そしてその状態は人間の魂と魔物のそれとが融合した状態にあるようです。

 

この状態から人間に戻れるのかどうかは分かりません。ライオスのパーティは狂乱の魔術師を倒すことで、ファリンが元の姿に戻れるのではないかと考えたようですが、果たして・・・?

 

クロが唸っていた理由

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クロが唸っていたのはシュローの従者のタデかアセビのどちらなのか、そしてその理由も分かりませんでした。最初は鬼娘?であるタデかと思っていたのですが、黒子の衣装を着たアセビでした。

 

アセビというのは通名で、本当の名前は「イヅツミ」というようです。人工的に作られた獣人で、ファリンと同じく魂が二つ混じっている状態だそうな。クロが唸るのも当然という感じですね。

 

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イヅツミですが、主人公であるライオスのパーティに同行するようです。ここに来て新キャラクターが登場する辺り、物語はまだまだ続きそうですね。

 

ホルムの彼女

ファリンとの戦闘で使用したウンディーネでした。ホルムはマリリエという名前まで付けていましたが、ファリンにあっさりと倒されてしまいます。もうちょっと大きな伏線かと思っていたのですが、それほどではなかったですね。

 

ダンジョン飯6巻での新たな伏線

ダンジョン飯はウィザードリィ的な世界+グルメという異色のマンガですが、それ以上におもしろいのが張り巡らされた伏線だと思います。今回でも伏線がいくつか登場していますね。

 

シュローのペンダント

シュローは別れ際にライオスにペンダントを渡します。ペンダントには鈴が付いており、鳴らすと対になっているもう一つの鈴(おそらくシュローが持っている)が共鳴するようです。

 

この物語のラストに、ライオス達が地上に戻ったときに使われるのかもしれません。

 

カブルーとの因縁は続く

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なかなかの実力者でもあり、別チームのリーダーでもあるカブルーですが、また物語に絡んできそうです。去り際にはっきりと「それじゃまた」といって去っていきます。

 

その一つ前のセリフに「次は忘れないでくださいね」というのがありますが、これは宝蟲の一件のことを指すのでしょう。人間に興味がないと揶揄されたライオスへの皮肉でしょうね。

 

マルシルの夢魔に出てきた本

マルシルが夢魔の影響で悪夢を見ます。その悪夢にライオスが入り込んで、マルシルを助け出そうと奮闘します。

 

その悪夢の中でマルシルとライオスが、触手が複数ある悪魔のような怪物と戦うのですが、そのときにマルシルが取り出した本が問題です。狂乱の魔術師が手のしている本と同じデザインなのです。

 

どういうことなのだろう。5巻でライオス一行を助けたオークが「本をめくるだけであらゆる生き物を殺す」と発言しています。狂乱の魔術師はマルシルとの戦闘でも本を開いて古代魔術を詠唱していますね。

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しかもこの本は表紙の中央に目があり、それが動いていることから生きているようです。狂乱の魔術師の力の源?なのかもしれない本なのですが、マルシルの悪夢に出てきたのはどういう意味があるのでしょう?

 

ライオス一行は黒魔術の件で地上に戻れない

ライオス一行は5巻ではいったん地上に戻ることになっていました。ところが6巻では、一転して狂乱の魔術師を倒すために深層へと向かいます。狂乱の魔術師を倒すためというか、ファリンの蘇生のために、黒魔術を使用したことを知られたことの方が大きいのかもしれません。

 

黒魔術は禁忌の術のようで、使用したものは大罪を犯したとされ、幽閉されて亡骸も戻らないとされています。シュローが、西のエルフに知られればどうなるか、という発言をしていますが、この辺りがライオス一行がさらに深層に進むことを決めた理由なのでしょう。

 

シュローは島主に黒魔術の一件を報告すると発言しています。他にこのことを知っているのはシュローの従者であるマイヅル、アセビことイヅツミ、そしてカブルーです。カブルーがこのことを知っていることは物語に影響してくるかな?

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まとめ ー 狂乱の魔術師を倒すためにさらなる深層へ

6巻はイヅツミのパーティへの参加?やファリンのその後が明らかになりました。紹介したようないくつかの伏線も明らかになっています。

 

黒魔術の一件がシュローによって島主に報告されることで、ライオス一行はもう地上に戻るという選択肢がなくなりました。今後はさらにダンジョンへの深層へと向かうことになったのですが、どうなりますことやら。

 

ひとまず続刊を楽しみに待つことにします^^

※画像の出典元はダンジョン飯5巻および6巻からになります。