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レベニューシェアのゲーム開発案件のオファーを断った話

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ゲーム開発会社で働きながら、副業として3DCG系の仕事も請けています。3月末で退職が決まっているので、4月以降は受託での仕事を増やそうと目論んでいます。

 

そんなときにあらたに、ゲーム開発に参加しないか、という話をいただきました。まさに願ったり叶ったりだと思ったのですが・・・色々と話を聞いたあと、悩んだのですが、今回は辞退することにしました。

 

パソコンに向かう男性

その理由は、レベニューシェアの案件だったからです。

 

 

レベニューシェアとは何か?

いつものWikipedia先生に登場していただきましょう。

 

 

私自身もあらためてWikipediaのレベニューシェアの説明を読んだのですが、割といいことを書いてありますね。請けておけばよかったかな(^^;

 

レベニューシェアとは、受託時に作業工数に合わせて報酬を受け取るのではなく、完成後のゲームから得られた利益をシェアするものです。

 

要は開発時にはお金はまったく入って来ないものの、リリース後のゲームの売上次第では、大きな利益を手にすることもあります。

 

従来の開発では、ゲームの売上は報酬にまったく関係しないのですが、レベニューシェアでは売上次第で報酬が大きく変わるため、開発のモチベーションが上がるともいわれています。

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開発期間が長すぎて個人には辛かった

今回はクライアントは以前からの知り合いであり、信頼できる方でした。付き合いも長く、ソフトウェア会社を経営されている方でした。

 

アプリの内容は守秘義務に触れるのでブログでは書けないのですが、3D系のゲームとだけしておきます。そのゲームの開発期間は約1年半でした。現在はプロトタイプを製作中で、動く状態のものを見せてもらいました。

 

私にとっての問題は期間でした。

  • 知り合いの仕事なので請けたい
  • でも1年半の間、そのプロジェクトに参加しても収入はない
  • アプリをリリースしても売れるかどうかは分からない

もちろんクライアントである会社社長も、私の事情をご存知で、この仕事にフルタイムで入らなくても良いので、作業ペースは抑えるので、参加してもらえないか、とのことでした。

 

それでも、悩んだ末にお断りとお詫びの電話を入れました。 1年半は長すぎた・・・せめて半年だったらなあ・・・。

 

実費+レベニューシェアなら

私が会社社長か何かであれば、スタッフの1名をレベニューシェアのプロジェクトに割り当てる、ということもできたでしょう。

 

でも実際は、副業をしているサラリーマンで、4月以降はその副業をメインにして食べていかないといけない一人の人間です。レベニューシェア案件は夢はあるものの、ちょっと敷居が高くて請けることができませんでした。

 

できればわずかでも良いので、ある程度の開発費が出て、リリース後にはロイヤリティという形で、売上に応じて報酬がプラスされれば、それが一番良いのですが・・・さすがに虫が良すぎるかな?(^o^;

 

まとめ ー ゲーム開発の一つの形として発展してほしいが

レベニューシェア案件には夢があるのも事実です。ヒットしているソシャゲの売上ってちょっとびっくりするくらいの売上が上がりますからね。

 

従来のゲーム開発の受託だと、安定はしますし、食いっぱぐれはないのですが、その後のアプリがヒットしようがランクインしようが関係ないので、少し寂しくもあります。

 

レベニューシェア案件は、フリーランスや小規模な会社で、余裕があるときに手弁当で開発費を持ち合って進めるのが良いかもしれませんね。

 

もしくはレベニューシェアを発展させた、もっとよい開発の形態があれば良いのですが。