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仮想通貨は今から購入しても儲かるのか? イノベーター理論から考えてみる

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最近は仮想通貨のニュースを聞かない日がない、といってもいいくらいに仮想通貨が話題になっています。

 

仮想通貨について一番気になるのが、今から買っても儲かるのか?、という点です。私だけでなく、多くの人がそれを考えているのではないでしょうか。 

 

今回は仮想通貨を今から購入しても儲かるのかどうかを、イノベーター理論と照らし合わせて考えてみます。

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イノベーター理論とは?

イノベーター理論とはマーケティング用語のひとつで、ある製品や技術がマーケットに広がるまでの過程について説明したものです。

  • イノベーター
  • アーリー・アドプター
  • アーリー・マジョリティ
  • レイト・マジョリティ
  • ラガード

イノベーター理論

わかりづらいですね。日本語に置き換えてみます。

  • 革新者(新しい技術であれば跳びつく人)
  • 初期採用者(新しい技術を積極的に採用する人)
  • 初期大衆(新しいものに敏感だが慎重な人。平均よりは早い)
  • 後期大衆(ある程度普及してから採用する人。平均よりも遅い)
  • 遅滞者(一般的になってから採用する人。もしくは採用しない人)

初期採用者と初期大衆の間にキャズム(谷)があるといわれています。普及率だと16%です。その谷を越えれば一気に広まり、越えなければ広がらずに消えていくと考えるといいでしょう。

つまり新しい技術や製品が広がるかどうかは、普及率が16%を超えるかどうかにかかっています。

 

イノベーター理論をPCとWindowsで説明

イノベーター理論について具体例を上げてみます。WindowsとPCの普及について各項目ごとに記載してみました。

イノベーター

MS-DOSの頃からPCを使用している人。インターネットはまだ利用しておらず、ネットはパソコン通信などを利用。

アーリー・アドプター

Windows3.1からPCを使い始めた人。インターネットは一部の人のみが利用。

アーリー・マジョリティ

Windows95からPCを使い始めた人。ブラウザが一般的になり、インターネットはPC購入者の多くが利用し始める。

レイト・マジョリティ

1999年末から2000年頃のネットバブルの頃からPCを使い始めた人。OSはWindows98、ME、2000、XPなど。インターネットへの接続がほぼ当たり前になる。

ラガード

ネットバブル以降にPCを使い始めた人。もしくはPCを永遠に使用しない人。OSはWindowsVista以降。

 

明確なパーセントで区切ったわけではありませんが、参考例として捉えていただければ分かりやすいと思います。

イノベーター理論ではキャズムはアーリー・アドプターとアーリー・マジョリティの間にあり、Windows&PCの普及はWindows95によってキャズムを越えて広まった、と考えて良いでしょう。

 

仮想通貨はイノベーター理論でどの位置に居るのか?

さて、ここからが本題です。前置きが長くてごめんなさい^^;

仮想通貨はイノベーター理論のどの位置に居るのでしょうか?

 

前述したようにイノベーターとアーリー・アドプターを足して16%なので、それ以下であればまだキャズムの手前であり、本格的な普及には至っていないことになります。

 

普及率についてはネットで調べるしかないのですが、アンケートを公開してくれている会社さんがありました。

 

 

以下に仮想通貨の部分だけ簡単にまとめてみます。詳細はリンク先を参照していただければ幸いです。

 

仮想通貨を知っているかどうか

  • 詳しく知っている 8.0%
  • なんとなく知っている 40.0%
  • 言葉だけ聞いたことがある 35.5%
  • 知らない 16.5%

言葉だけを聞いたことがある人も含めると8割を超えています。ただしこれは知っている、というだけなので普及しているとはいえません。PCを知っている人と使っている人は別に考えないといけませんよね。

 

仮想通貨を既に購入しているかどうか

  • すでに持っている・使っている 1.6%
  • 興味がある 9.6%
  • やや興味がある 23.2%
  • あまり興味がない 16.1%
  • 興味がない 29.4%

仮想通貨を既に持っている人は1.6%です。これだけを見るとまだ普及しているとは言い難いですね。ただアンケート実施した時期は2017年9月29日~10月2日と約2ヶ月前なので、その点に留意する必要があります。

 

まとめ ー 仮想通貨はまだキャズムを越えていない

アンケートの時期を考慮しても、仮想通貨はまだキャズムを越えていない、と考えていいでしょう。

もちろん日本の一つの会社さんのアンケートで全てを判断するのは早計です。仮想通貨は世界的な視野で考える必要がありまし、海外での普及率も考慮する必要があるでしょう。

 

それでも、仮想通貨がキャズムを越える、という前提で考えると、仮想通貨はまだ上がると考えて良いのではないでしょうか。

 

普及率が1.6%であれば(今はもっと上がっていると思いますが)、アーリー・マジョリティ、レイト・マジョリティ、ラガードが購入を始めるまでは、まだかなり時間があります。

 

仮想通貨って流行らないよ、という考えももちろんあると思います。絶対に私はやらない、という人もいるでしょう。

 

でも、PCでMS-DOSやWindows3.1が動いていたときと、同じような感じがするのは私だけでしょうか。 

ひょっとしたら、仮想通貨がPCのように、誰もが当たり前のように使うようになる可能性もあるんじゃないかなー、と考えています。

 

というわけで、出川兄さんの口座を開いてみました。

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実際に購入するかどうかは別として、情報収集は今後も続けていく予定です。