iPhone(iOS 11.2)でPCメールを設定する方法を画像で解説
PCメールをiPhoneで受信しようとしたのですが、なかなか設定できずに結構迷ってしまいました。最終的には問題なく設定できたので、やり方を記載しておきます。これから設定する方の参考になれば幸いです。
今回は仕事で必要に迫られて、個人使用のiPhoneで受信できるように設定したのですが、別の言い方をすれば社畜化が進んでいるということになりますねw
仕事とプライベートを完全に切り離しておきたい、という方は、テキトーな理由を付けて、設定しないほうがいいかもしれません。
メールで設定するのではなく、設定のアカウントとパスワードから
最初はメールの設定をするのだから、メールアイコンから設定するのだろう、と思っていたのですが全く違っていました。使用するのは設定アイコンです。
画面の一番下にある設定アイコンをタップします。
アカウントとパスワードをタップします。ここでもすぐ下にメールの設定があるのですが、メールアカウントの設定なのに、設定するのはこのメールからではないのです。この仕様は分かりにくいのではないでしょうか・・・
既に設定されているアカウントの下にある「アカウントを追加」をタップします。
その他をタップします。Googleのgmailやyahoo!のヤフーメールなどの場合は、それぞれの設定をタップするといいでしょう。
メールアカウント追加をタップします。
ここでメールの設定をします。
- 名前 送信したときに送り主として表示される名前です。
- メール メールアドレスを入力します。
- パスワード メールのパスワードです。
- 説明 この設定の名将です。何でも良いので区別のために入力しておきましょう。
最後にPOPかIMAPかを選択します。この選択は重要で後から変更できないので、慎重に選択するようにしましょう。
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iPhoneのメール設定にあるPOPとIMAPの違いとは?
メール設定の最後にPOPとIMAPの選択があります。プロトコルなどの技術的なことは置いておいて、この二つの違いはメールを端末と同期させるかどうかです。
POPはサーバからメールをダウンロード
POPはメールをサーバから各端末にダウンロードします。ダウンロードしたメールはサーバから削除するかどうかを選択できます。通信にかかる時間が短いので、iPhoneのような携帯端末で「とりあえずメールを確認したい」という方はこちらの設定が良いでしょう。
iPhoneでメール確認だけをして、メールはサーバに残しておいて、本格的なメール対応はPCから行う、というやり方が向いています。
ちなみにPOP3という言い方もありますが、これはPOPのバージョン3という意味です。2018年現在、POPというとPOP3のことを意味するので、特にPOPとPOP3の違いは気にしなくていいでしょう。
IMAPはサーバにメールを置いたまま端末から確認
IMAPはメールをサーバに置いたまま、各端末からアクセスして確認する方式です。複数の端末を使用していて、全て同じ環境で使用したいというユーザーに向いています。
メールをサーバに置いたままチェックするので、端末からの通信量は多くなります。その代わり、どの端末からでも同じメール環境になります。
まとめ ー iPhoneでも問題なく送受信が可能
iPhoneでも問題なくPCメールの送受信ができます。PCのメールソフトのように複数のアカウントの設定も可能なので、仕事で使用しているメールアドレス以外にも設定が可能です。
仕事でメールをやり取りしていると、iPhoneより送信、というシグネチャが付いていることがときどきありますね。営業などで離席することが多い人だと、移動時間などでメール対応ができるので、作業時間の短縮にも繋げることができます。
ただいつでもメールの確認ができるようになるので、プライベートな時間にメール対応に追われるようになる可能性もありますが(^^;