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NHKスペシャル「仮想通貨ウォーズ」 コインチェックから流出した580億円の犯人は?

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仮想通貨の取引が全て記録されているのであれば、コインチェックから流出した580億円ものNEM(仮想通貨の一種)も取引も記録されている。犯人はいずれ捕まるのでは?

 

そう考えていた人は多いのではないでしょうか。実は私もその一人です。でも残念ながら、犯人は今のところ捕まってはいません。そして盗まれたNEMは、全てほかの仮想通貨に換金されてしまったようです。

 

 

いやあ、もう、悔しいですね。

もし、私が大富豪ならホワイトハッカーに資金を提供して、犯人逮捕に協力したいくらいです。

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(出典 NHK)

 

ホワイトハッカーと犯人の戦い

NHKスペシャルで5月12日に放送された「仮想通貨ウォーズ」という番組が興味深いものでした。

 

 

もし見逃された方は、2018年5月17日(木)の午前1:00から再放送があるようです。冒頭の部分を少し見逃したので、私ももう一度見てみることにします。

 

コインチェックから盗み出されたNEMは、しばらくは他の仮想通貨に換金されず、犯人のウォレットに留まったままでした。NEMを管理するNEM財団や「この事件を放置すると仮想通貨という技術が揺らぐ」と考えたホワイトハッカー達が、追跡するプログラムを作成し世界中に公開しました。

 

それを知った新たなホワイトハッカーがさらに協力し、犯人を追い詰めるという展開だったのですが・・・最終的には犯人は盗み出した580億円ものNEMを、別の仮想通貨に換金し終えたようです。

 

NEM財団が追跡を諦めたこととダークウェブでの換金が決め手になったようです。

 

コインチェック事件の資金洗浄に使われたダークウェブとは?

NEM財団が追跡を諦めたのは、NEMという仮想通貨の流動性が下がり、NEM時代の価値が低くなることを避けたかったのでしょう。今回の事件がNEMという仮想通貨に問題があったわけではなく、コインチェックの管理体制に問題があったので、仕方のない判断だと思います。

 

資金洗浄に使われたダークウェブという名称は、その言葉だけは聞いたことがありました。何となく怪しいサイトくらいにしか考えてなかったのですが、調べてみたら、普通のブラウザではアクセスできない特殊なサイトのようです。

  • 専用ブラウザが必要
  • 検索エンジンの結果として表示されない
  • 複数のサーバを経由するので匿名性が高い
  • ダークウェブそのものは違法ではない
  • ドラッグなど非合法な取引が横行している

調べるとボロボロと怖い情報が出てきますね。ダークウェブそのものは違法ではないので、最近は一般の人のアクセスも多いようです。私もすごく気になるのですが、アクセスは止めておきましょうかね。

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マウントゴックス事件の犯人は捕まった

残念ながら番組の最後でも、コインチェックの犯人が捕まることはありませんでした。ただ500億円ものビットコインを盗まれた、マウントゴックス事件の犯人は逮捕されています。

 

番組内では、コインチェックの犯人を追うホワイトハッカーが、マウントゴックスの犯人を捕まえた別のホワイトハッカーに会うシーンがあります。

 

犯人は何かの手がかりを残す、という言葉が印象的でした。今回の事件は複数犯で、しかもかなりスキルのある人物だとは思うのですが、人間のやることなので、何か手がかりは残しそうな気がします。

 

まとめ ー コインチェックの犯人はいずれ捕まって欲しい

コインチェックの犯人もいずれは捕まってほしいですね。仮想通貨は単なるデジタル通貨ではなく、ブロックチェーンを用いた新しい技術なので、その進歩が止まってほしくないと考えています。

 

でも、今回の事件って、犯人は最初から最後まで計画して行ったのでしょうか・・

 

ここからはまったくの憶測でしかないのですが、

  • 犯人はNEMを盗み出したものの資金洗浄には困っていた
  • まったくの第三者が犯人グループに取引を持ちかけた
  • 第三者が換金用の口座を提供する代わりに分前を受け取った
  • 無事に資金洗浄が完了

という流れかなーと考えたのですが・・・まあ、素人がテキトーに考えたことなので、最後の憶測は気にしないでください(^^;