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派遣社員のマージン率について考える。30%は適正なのか?

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会社に来ていただいている派遣社員の方と、お昼をご一緒する機会がありました。外で食べたこともあって仕事の話はあまりせず、好きなゲームやプロ野球の話などの世間話が中心でした。

 

お店からの帰り道に、派遣社員として働いている理由を聞いてみました。

 

将来的にはフリーランスになりたいので、正規採用にはこだわっていないんですよー

 

とのことでした。そして今の時給に満足していると仰ってました。フリーランスになることについては、個々の働き方の問題なので全然気にならなかったのですが、そのときにちょっと違和感があったのが、彼が口にした時給の金額についてでした。

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派遣社員はマージンを引いた後の金額が給料

当たり前のことなのですが、ゲーム会社は派遣会社に派遣料金をお支払いしています。その金額から派遣会社のマージンを引いた金額が派遣社員の給料になります。

 

仮にゲーム会社が派遣元の企業に支払う時給を2,000円とすると、下記のようなイメージです。

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もちろん、2,000円というのは冒頭に出てきた彼にお支払いしている金額とは異なります。ただ30%というマージン額は同じにしてみました。

 

私が彼と話していたときに抱いた違和感というのは、

  • 私の頭の中には派遣会社にお支払いしている時給が頭にあった
  • 彼の頭にはマージンという考えはなく、受け取っている時給が全て

ということだったのです。

 

派遣会社のマージン率の平均はどれくらいなのか?

派遣社員のマージン率について調べていたところ、おもしろいサイトを見つけました。

 

 

派遣会社の社長をされている方のブログです。派遣のマージン率について詳しく書かれているので、興味のある方は一読されてみると良いかと思います。

 

その後、いろいろと他のサイトも調べてみたのですが、派遣のマージン率が30%というのは一般的のようです。正確に計算したわけではないのですが、ひょっとしたら専門職としては低いくらいなのかもしれませんね。

 

派遣会社の担当の方とも親しくさせていただいているので、何となくほっとしました。

 

派遣元の会社も色々と費用がかかる

 

会社では採用も担当していることもあり、派遣会社の担当の人とは仲良くさせていただいています。そして派遣会社の人が色々と費用がかかるとこぼしておられたことがありました。

 

その一番が、求人広告費用だそうです。派遣会社は派遣社員として働いてもらえる社員を集めるために、かなり多額の求人広告を出しているそうです。確かにIndeedのような求人広告系のサイトを見ると、半分くらいは派遣会社や人材紹介会社ですね。おそらく検索で上位に表示されるように、広告費用を払っているのでしょう。

 

他にも求人雑誌や社内広告など媒体は色々ありますね。インターネットのリターゲティングやリスティング広告などでも目にすることが多いので、かなり広告費用がかかるのではないでしょうか。

 

もちろん派遣会社の経営にかかる固定費も必要でしょうね。派遣会社の営業の人も、当たり前のことですが、給料が必要なので。

 

まとめ ー 上手く利用するのが一番良い

結局のところ、上手く利用するのが一番いいのでしょう。

  • ゲーム会社はプロジェクトに応じてスタッフを確保できる
  • フリーランスやそれを目指している人は仕事の確保に
  • 派遣会社は会社経営のために

それぞれの立場を書くと、上記のような形でしょうか。

 

それぞれの立場で、必要なシステムを上手く利用する、くらいの考え方が良いのではないでしょうか。