ワールドカップ、ポーランド戦。次があることが何よりも楽しみ。
私はワールドカップのときだけサッカーを観る、典型的なにわかサッカーファンです。”にわか”ファンとはいえ、日本代表のグループリーグの戦いは全てリアルタイムで観戦しました。うちの奥さんは、放送が深夜だったこともあって、録画して観ていましたが。
出勤前に奥さんが、ワールドカップのセネガル戦を観ていた。もちろん録画。結果は朝のニュースを二人で観てたので、既に知っている。
— たろすけ (@kitaha_tarosuke) June 25, 2018
「結果が分かってるのに観てもおもしろくないんじゃない?」
「結果が分かってるから安心して観てられる」
「負けてたら観ない」
なるほど。楽しみ方は様々だ。
グループリーグの最終戦であるポーランド戦は、意図的なボール回しがあったことで賛否両論でしたが、私個人としては日本代表が決勝トーナメントに進んだことを心からうれしく思っています。
何よりもまた次の試合が観られる^-^ので。
決勝トーナメントに進めていなければ、次はもうないですからね。
西野監督のインタビューでの潔さ
感心したのは西野監督のインタビューでの潔さです。
「選手たちは本意ではなかった」
試合直後のインタビューで、西野監督は何度かこの言葉を口にしました。選手の発案ではなく、自分の指示であることをテレビの前で明確にしたのです。
それを見ていて、この監督は信頼できる人なんだな、と真っ先に感じました。
仕事ができる人間の条件は色々ありますが、最も重要なのは当事者意識です。自分に責任があるという考え方だと思います。
それがなければどんなに才能があっても、仕事ができる人とは言えないでしょう。どこかの大学のアメフト部の監督のように。
西野監督の采配は優れている
冒頭に書いたようにサッカーにはそれほど詳しくはありません。でも、西野監督の采配はすごいのではないかと感じています。
まず、決勝トーナメント進出がかかったポーランド戦でスターティングメンバーを6人も入れ替えたことです。Gグループのイングランドvsベルギー戦でも大きなメンバーの入れ替えがありましたが、この試合はすでに両チームとも決勝トーナメント進出が決まっていました。日本の場合は有利な状況にあったとはいえ、まだ決勝トーナメント進出が確定していた訳ではありません。
サッカーではありませんが、2017年のプロ野球クライマックスシリーズで、リーグ優勝した広島がDeNAに敗れて日本シリーズ進出を逃しました。負けた理由は広島の緒方監督の采配にあったと思います。
緒方監督はクライマックスシリーズでの継投で、ペナントレースを勝ち抜いたいわゆる「勝利の方程式」にこだわりました。ペナントレースと同じ継投をクライマックスシリーズでも用いたのですが。でも短期決戦では、調子の良い選手を臨機応変に使うのが重要ではないでしょうか。
西野監督の頭にはワールドカップに出場していない選手の「ワールドカップ慣れ」と主力選手の休養が頭にあったのでしょう。
それともうひとつ。GKの川島選手のスタメン起用です。
試合前にスターティングメンバーを入れ替えのニュースを聞いたときは、その中に不調だったGKの川島選手もてっきり入っていると思っていました。でもフタを開けてみたら、川島選手はそのまま先発出場で、しかもゲームキャプテンというポジションに。
その川島選手がチームを救うファインセーブをするのですから、西野監督の選手の見る目は確かなのでしょうね。
結果的に1勝1敗1分でグループリーグを突破し、主力メンバーも休養することができ、良い形で決勝トーナメントに進出できたことになります。
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次のベルギー戦ではおもいっきり攻撃的サッカーをして欲しい
次のベルギー戦では、ポーランド戦での批判を覆すような、おもいっきり攻撃的なサッカーをして欲しいと思います。
サッカーは1点が最も重いスポーツといわれています。野球のようにホームランがあるわけではなく、0対0で終わることも珍しくありません。
アメリカでサッカーが流行らない最大の理由は、90分も戦い抜いて0対0で終わることがあるスポーツをアメリカ人が楽しめるわけがない、からだそうです。それくらい点が入りにくいスポーツでもあり、それがまた今回のドイツやポーランドのように強豪国が敗れる理由になっているのでしょう。
日本にも勝ち上がっていくチャンスはあるんじゃないかな。
日本代表の活躍に期待しています!