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AfterEffectsでヒットエフェクトのベースを作る

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AfterEffectsでヒットエフェクトを作成してみます。衝撃波のエフェクトといってもいいでしょう。

 

ゲームのエフェクトはUnityやUE4などのゲームエンジンの機能や、専用のエフェクトソフトで作成することも多いのですが、個人的にはAfterEffectsでの作成がお気に入りです。

 

例によって設定をすべて載せていきますので、エフェクトを作成する際の参考になれば幸いです。

 

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クオリティが低くて参考にならないというツッコミは、書いている人が泣いてしまうので、ナシの方向でお願いします(^^;

 

円から初めてぐにゃぐにゃに

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まずはサークルを作成します。エッジの半径を設定してドーナツ状の円にします。

 

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円のエフェクト設定です。

 

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次にエフェクトのタービュレントディスプレイスを適用します。変形の度合いは好きなようにしていただいて大丈夫なのですが、上記の画像くらい変形させると良いようです。

 

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タービュレントディスプレイスの設定です。このエフェクトはちょっと変形させて効果を与えたい、というときに使いやすいので重宝しています。

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ラフエッジかフラクタルノイズで

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ラフエッジで細切れの画像に調整します。ラフエッジは本来であれば画像の端っこにラフを作成するエフェクトですが、設定をちょっと強めに振れば、上記のような効果も可能です。

 

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ラフエッジの設定です。エッジカラーは使用していません。複雑度を上げればもっと複雑にすることもできますが、今回はこれくらいで。

 

ちなみにこの工程をフラクタルノイズに置き換えることもできます。その場合はコンストラストを強めにして、白黒がはっきりした画像にしてやると良いようです。

 

ドーナツ状の円ではなく、通常の円であれば、ラフエッジがうまく機能しないので、フラクタルノイズのほうが良いかもしれません。

 

ブラー、ブラー、シャイン

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CC Radical Blurを適用して画像にブラーをかけます。これだけだと画像が荒いので、もう一つBlurを重ねがけします。

 

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CC Radical Fast Blurを重ねがけしました。画像がなめらかになったのが確認できるかと思います。

 

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Blurの設定を2つまとめて載せておきます。

ブラー(ボックス)でももちろんかまいません。

 

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Trapcodeというエフェクト集に含まれるShineで色をつけて完成です。

 

 

まとめ ー ランダムな画像からブラー

ヒットエフェクトのようなエフェクトは、画像をランダムに変形させてからブラー、というのが王道パターンです。上記のやり方以外にも様々な方法で作成することが可能です。

 

ヒットエフェクトとしてはもちろんこれで完成ではなくて、他に粒子系や円形の衝撃波を重ねたりして仕上げていきます。そして何よりアニメーションさせる必要がありますね。

 

今回は初心者向けにヒットエフェクトのベースになるエフェクトの紹介でした。