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山賊ダイアリーSS 真夏の魚突き編 猟師兼マンガ家の岡本が海へ

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現役の猟師でありマンガ家、という肩書きを併せ持つ人は岡本健太郎氏だけかもしれません。その岡本健太郎氏による猟師マンガが「山賊ダイアリー」です。

 

今回のレビューする「山賊ダイアリーSS」は舞台を海に移したバージョンです。

 

このまま舞台を海に移して猟師ではなく漁師として続くのか、それともまた猟師に戻るのか、先の展開は分からないのですが、サバイバルマンガとして十二分に楽しめる内容です。

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猟師を扱ったマンガはいくつかありますが、著者自身が現役の猟師であり、マンガも描くというのはやっぱり珍しいですね。

 

公式サイトで一話と二話が無料で読める

最近は出版社も色々と考えているのか、一話が無料で読めるマンガが多いですね。山賊ダイアリーSSも公式サイトで一話を無料で読むことができます。

 

 

一話どころか二話まで掲載されていますね。読んでみてフィーリングが合いそうだと思ったら買ってみてOKです。

 

正直なところ絵はそれほど上手くないと思いますが、不思議と読んでいるとそれが全く気にならなくなります。

 

絵の上手さどうこうよりも、サバイバルの知識に惹き込まれていくマンガです。

 

猟師兼マンガ家が銃を置いて海へ

山賊ダイアリーはフィクションではあるものの、著者の実体験を基に構成されているそうです。おそらく山賊ダイアリーSSもそうなのでしょう。モリによる魚突き漁がすごくリアルです。

 

山賊ダイアリーSSは猟師兼マンガ家だった主人公が、夏の間、銃を預けて旅に出ます。車で車中泊をしながら、主に海辺で自炊生活をするという展開です。

 

途中で何故か猟師時代?に山中の廃墟で、二泊三日のサバイバル生活をするマンガが挟まりますが、基本的には海でのモリ漁が今後の主軸になりそうです。

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読んでいて一番に湧き上がってくる感情は・・・

このマンガを読んでいると真っ先に湧き上がってくる感情があります。それは・・・

 

オレもやってみたい!!

 

いやあ、だってそうですよね。

車中泊で旅しながら、海でモリ漁をし、取ってきた魚で食事をする、という生活に憧れます。

 

現実では社畜といっていいくらい働いている私にとって憧れの世界です。せめて学生自体のように夏休みがあれば、一ヶ月くらい旅をしながら自給自足の生活を過ごす・・・いや、サバイバル能力が皆無なのでそれは無理かな。

 

まとめ ー サバイバル知識が楽しい

山賊ダイアリーSSは、海を舞台にしたサバイバルマンガです。読んでいると作者のサバイバルの知識に感心します。

 

感心する、というよりは、驚嘆する、という表現の方が正しいのかもしれません。主人公が魚を捕まえて調理するシーンがあるのですが、魚の口に寄生する「タイノエ」という寄生虫を焼いて食べてしまいます。

 

あ、ちなみに虫系が苦手な人は、間違っても「タイノエ」で検索しちゃダメですよー。

 

「山賊ダイアリーSS」のSSはサマーストーリーの略でしょうか。だとすると海を舞台にした話が続きそうですね。ひとまずはまだ1巻なので、今後の続刊に期待することにします^^