ゲームクリエイターズカンファレンス2019に参加＆レポート

2019年3月31日に、大阪の中之島にある大阪府立国際会議場（グランキューブ大阪）で開催されたゲームクリエイターズカンファレンス2019に参加してきました。

ゲームクリエイターズカンファレンス（以下、GCC）はゲーム開発者向けに行われるセッション（セミナー）と懇親会で構成されています。

今年も大手パブリッシャーやデベロッパーの開発者がセッションの講師として多数登壇されていました。私も興味のあるセッションが多数あったので参加してきました。

グランキューブ大阪

ゲームクリエイターズカンファレンスは毎年3月頃に大阪で開催されます。昨年は3月でしたが、一昨年は2月でしたので、毎年だいたいこの時期に開催されるようです。

場所は大阪の中之島にあるグランキューブ大阪です。

私は毎年参加しているのですが、参加者が年々増えているような気がします。今年は1,000人以上参加されていたのではないでしょうか。大阪だけではなく名古屋や東京から参加されている方も多数おられるようでした。

参加されているのは、大半がゲーム会社の開発者の方ですが、他にも専門学校生や教員の方、個人のゲーム開発者の方なども参加されていました。

以下に概要をまとめておきますので、来年度以降、参加を考えられている方の参考になれば幸いです。関西のゲーム開発がますます活発になることを願って！

ゲームクリエイターズカンファレンス2019　概要
会場　大阪府立国際会議場（グランキューブ大阪）
開催日　3月30日（2019年度）
参加費　セッション受講　4,000円
　　　　セッション受講 + 懇親会費　6,000円

GCCにはゲーム開発者であれば、見るべきセッションが山のようにあります。

セッションは、以下の３つのカテゴリーに分かれています。

他にもサウンドやツールの紹介に特化したセッションも開催されています。

私はデザイナーなので、ビジュアルアーツのセッションを中心に観ていたのですが、ゲームデザインやエンジニアリングにも興味のある内容のものがあったので、そちらにも参加してきました。

自分の興味のあるセッションが同じ時間割になっていると悩みますねー。

今年はゲーム開発者でなくても知っている有名なアニメーターも登壇されていました。「板野サーカス」で有名な板野一郎氏です。

超時空要塞マクロスのアクロバティックな戦闘シーンを創り出したのが、アニメーターの板野一郎氏です。いやあ、もう、子供の頃に観ていたアニメで憧れの人だったので、感動しながらセッションを受講していました。

セッション内容も非常におもしろく、かつ有意義なものでした。3Dでカメラワークをやったことがある人なら間違いなく参考になる内容でした。写真をSNSやブログにアップしてはいけないという規約があるので、ここにアップできないのが残念です。

リーガロイヤルホテル大阪

懇親会会場はリーガロイヤルホテル大阪でした。

写真ではまだ人がまばらですが、これは懇親会会場への入場が始まって間もない時間帯だからです。実際に懇親会が始まると、会場が埋め尽くされるくらいの人でした。

私も料理を食べつつ、知り合いの開発者の方と挨拶したり、以前に所属していた会社の先輩に挨拶したり、仕事が欲しい会社の人のところに行って名刺交換したりとバタバタしていました。

といいつつも、料理はしっかり食べて、デザートにコーヒーまでいただいてしまったのですが(^^;

リーガロイヤルホテルでの懇親会は料理が非常に美味しいので、来年もまたここで開催して欲しいなあ。

GCCはゲーム開発者であれば見るべきセッションが複数あります。どの職種であっても参考になるセッションは必ずあるといっていいでしょう。

GCCは一般の人でも参加可能です。特に身元確認とかもないので、Webサイトから申し込めば誰でも参加することができます。ただ会場では名刺をパスケースに入れて首から下げることが義務付けられるので、個人の名刺を用意しておくと良いでしょう。

懇親会はゲーム開発者の名刺交換会の意味合いもあるので、一般の人は避けたほうが良いでしょう。参加できないこともないのですが、ゲーム開発の関係者でないと名刺交換を求められたときに、肩身の狭い思いをすると思います。

ゲーム業界に限らず、どの業界でも東京の方がマーケットが大きいのですが、関西の人間としては、大阪のゲーム業界がどんどん活気づいて欲しいと思います。そういう意味でも、毎年大阪で開催されるGCCには、これからも発展して欲しいと心から願っています^^

誰も見ていない時間