誰も見ていない時間

ゲーム、読書、マンガ、ライフハックなどの雑記

二番に最強打者を置く&鳥谷の起用方法に納得が行かない

スポンサーリンク

「バントをしない二番打者」として有名だったのは日本ハムの小笠原道大選手です。おなじ日本ハムで、巨人から昨年移籍した大田泰示選手が活躍しています。2018年4月30日現在、二番打者でチームトップタイの6本塁打を記録しています。

f:id:kitahana_tarosuke:20180430124130j:plain

(出典 週間ベースボールONLINE

プロ野球に詳しい人はご存知かもしれませんが、二番に強打者を置くのはメージャーリーグでは常識です。ヤンキースで昨年52本塁打を放ったアーロン・ジャッジ選手の打順は二番です。

 

日本のプロ野球でもメジャーと同じように二番に強打者を置いたほうが良いと思うのですが・・・昨年の楽天のペゲーロ選手や冒頭に書いた小笠原選手くらいしか、二番に強打者を置いた例が思いつきません。

 

今年の大田選手の二番起用が話題になるのも、それが珍しいからニュースに取り上げれているのでしょう。

 

打順が回る回数が三番打者と四番打者では異なる

f:id:kitahana_tarosuke:20180430131927j:plain

単純に考えてみましょう。野球はアウトカウントが三つで攻守が交代します。早い話、三番打者であれば最初の攻撃で必ず打順が回ってきます。四番打者では打順が回ってこない可能性があるのです。打力が高い選手を、なるべく多く打席に立たせた方が良いのは当たり前なのではないでしょうか。

 

今年のチームでこれを実践しているのが、DeNAのラミレス監督です。DeNAの最強打者は侍ジャパンで四番を務めた筒香選手ですが、彼を三番打者として起用しています。

 

ラミレス監督は現役時代、試合前に相手ピッチャーよりも相手キャッチャーが誰かを気にしていたという話もあります。相手のキャッチャーを気にしていた=配球を研究していたということでしょうから、野球理論にも詳しいのでしょうね。

スポンサーリンク

 

 

阪神の順位とチーム打撃成績

私が応援している阪神タイガースは4月30日の段階ではリーグ4位と低迷しています。オープン戦の順位が最下位だったので懸念はしていたのですが、それが現実に成りつつあって少し残念です。

 

 

阪神ファンとしては、もちろんまだまだ優勝してくれると信じているのですが、そのためには打線の爆発が必要です。

 

  • 打率 2割2分7厘(11位)
  • 得点 66点(最下位)
  • 盗塁 5盗塁(最下位)
  • 本塁打 11本(最下位)

 

チームの攻撃に関するデータをピックアップしてみました。チーム打率のみかろうじて楽天(.218)を上回っていますが、それ以外は12球団で最下位です。このままでは上位に浮上するのは難しいので、是非とも打線に奮起してもらいたいところです。

 

鳥谷選手の守備位置に納得できない

f:id:kitahana_tarosuke:20180430134004j:plain

(出典 阪神タイガース

気になっているのが鳥谷選手の守備位置です。今年からセカンドで出場しているのですが、サードにコンバートしてまだ2年目なのに、なぜセカンドに再コンバートしたのでしょう。

 

もちろん新人の大山選手がサードなので、ロサリオ選手の加入とセカンドを守ることが多かった大和選手のDeNA移籍による処置というのは分かります。でも、大山選手の不振でショートを守っていた糸原選手をサードに回すのであれば、鳥谷選手をサードに戻した方がいいのではないでしょうか。

 

鳥谷選手はドラフト導入以降、最速で2,000本安打を達成した選手です。今期の打撃不振の原因は明らかに守備位置が関係しています。守備位置を固定して打撃に専念させてあげたい、と考えている阪神ファンは私だけではないはずです。

 

金本監督は自分が最初に打ち出した方針に、固執しすぎのような気がするのですが・・・

 

まとめ ー 鳥谷選手をサードに、大山選手は外野手へ

昨年、サードでゴールデングラブ賞をとった鳥谷選手はサードに固定し、大山選手は外野手としてじっくり育てたほうが良いと思います。

 

今期の阪神は外野手は主に三人の選手を起用しています。

  • 糸井 嘉男選手 36歳
  • 福留 孝介選手 41歳
  • 髙山 俊選手 25歳

高山選手は良いとしても、福留選手と糸井選手は決して若くはありません。昨年、20本塁打王を放った中谷選手が居るとしても、大山選手を外野手として育ててもいいのではないでしょうか。

 

金本監督には勝利に繋がるような、柔軟な采配を期待しています。